出会いは1992年

Publié le par workshop45

パリに来て2年が過ぎようとしていた。

パリのメトロを出る寸前に私を呼び止める男の声が聞こえた。

振り向くとそこには満面の笑顔で話しかけてくるアメリカンアフロの若者がいた。

私の写真を撮りたいと言う。

当時長髪の私は、彼が探していた被写体に合っていた。

彼の名前はトレーシー

住んでいた家も近かったので、彼とは私の家族ごとずいぶんと仲良くなった。

彼は2年後NYへ戻った。その後数年間相変わらず写真は撮っていると言う手紙が来ていた。

その彼が写真家としてパリで展覧会をやるので是非きてくれと連絡があったのは数年前だ。

本まで出していた。

写真は縦1.5メートル以上あるかなり大きい物ばかりでかなりの迫力だった。

この写真の中の人々が実物より大きくプリントされて展示してあるのだ。

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この人物たちはニューヨークの裏世界を生きる人々である。

非常に危ない所なのだが彼の人徳で撮れたと言う話しを聞きました。

とにかく、笑顔が素晴しくいい感じのやトレーシーで、頼まれたらいやとは言えなくなるような良い奴です。

そんな彼の母の友人が孫の18歳のお祝いにパリ旅行をプレゼントするので、明後日パリに着くからよろしくと言うメールがやってきた。

サンディエゴからパリまで約15時間。

そして本日やってきたのがアリスおばあさん(私の長女と同じ名前)とその孫シャノンちゃん。

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シャノンちゃんのお父さんがハーフジャパニーズと言う事です。シャノンちゃんクオーターに。

彼女はまだ日本には行った事がないそうですが、なんか色々とご縁がありますなあ。私の娘ありすにも是非紹介します。

今日は挨拶と言う事で一緒のお昼を食べて、アイスが大好きと言う二人をオデオンにあるアモリナに連れて行きました。

これから2週間パリ滞在だそうです。楽しんでください。

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